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クロスメディア展開で六本木のナイトカルチャーを活性化

ORIGINAL Inc.の運営するタイムアウト東京は、サントリーと提携し訪日外国人に向けた六本木の新たなナイトライフを提案、実施しました。クロスメディアの施策で旅前・旅中の訪日外国人を多面的にアプローチし街への送客を図ります。

タイムアウト東京の発信力を活用し、インバウンド向けシティガイドを多面的に展開することで、六本木のナイトカルチャーの活性化に貢献する施策

テーマは「60 things to do in Roppongi after dark」(日没後の六本木でしかできない60のこと)。クライアントにとって、サントリー美術館やサントリーホールがある六本木は歴史的に深い縁がある街です。訪日外国人を送客し六本木を盛り上げたいというサントリーの意向を踏まえ、18時以降に楽しめる六本木のシティガイドを提案しました。

施策内容の詳細は以下の通りです。

1) 『日没後の六本木でしかできない60のこと』(英語版)ガイドマップ

2019年9月30日発行。カフェやショップなどを含めた幅広いジャンルからヴェニューをピックアップし、クラブやバーだけではない新しいナイトライフの在り方を提案しています。ネイティブライターならではの視点で、日本の居酒屋に関するTipsコーナーも掲載。訪日外国人が六本木のナイトタイムを最大限に楽しむための工夫が施されています。
ガイドマップリリースに関する日本語記事はこちら

2) タイムアウト東京マガジン24号

2019年9月30日発行。デザインチームが表2見開き2ページの純広告を制作し、見開きの間に『日没後の六本木でしかできない60のこと』(英語版)ガイドマップを挟み込みました。マガジンの読者にもガイドマップを手に取ってもらうことで六本木のナイトタイムコンテンツに関する認知の拡大を図る仕掛けとなっています。マガジンは渋谷駅観光案内所や羽田空港、成田空港、都内の主要ホテルなどで無料配布しており、訪日外国人と接点の多い場所を押さえています。

3) タイムアウト東京英語ウェブサイト

ガイドマップのコンテンツを5つピックアップし、『The perfect night out in Roppongi with Suntory』(サントリーと過ごす六本木の夜)と題した英語の特集記事を展開。ガイドマップをウェブサイトで紹介することで、オンラインの読者によるガイドマップの認知と利用の促進を図ります。
記事はこちら

4)  店頭用ステッカー

本企画限定のオリジナルステッカーを制作。ガイドマップ掲載店舗に配布しました。欧米豪を中心に高い認知度を誇るタイムアウトのロゴを掲出することで、グローバルに信頼されるメディアのお墨付きであることを示しています。ガイドマップを読んでいない訪日外国人もステッカーを見て店舗に足を運ぶことを狙った施策です。

ナイトナイフ関連の情報は訪日外国人からのニーズが高く、2018年にタイムアウト東京英語ウェブサイトで実施した読者調査では東京のナイトライフアクティビティの豊富さや街の安全性を評価する声が多い結果となりました。本施策はタイムアウト東京の発信力を活用しインバウンド向けシティガイドを多面的に展開することで、六本木のナイトカルチャーの活性化に貢献する施策です。

ナイトタイムエコノミーに関する取り組みを紹介した記事はこちら