かつて『かわいい』は、愛らしさを感じさせる整ったフォルムや、社会へのカウンターとしての意味を含むものだと考えられてきました。しかし、現在ではその前提は揺らぎ、説明しきれない違和感やゆがみすらも『かわいい』と感じられるようになっています。
今号の表紙を飾るのは、国内外で活躍する2人のアーティストの作品。一人は、戦後の日本家庭を象徴する『花柄毛布』を用いた大規模なインスタレーションで知られるアーティスト・江頭誠。そしてもう一人は、ふわふわのボディと、どこかつかみどころのない表情のぬいぐるみを生み出す片岡メリヤスです。
Art direction: Steve Nakamura | Photography: Naohiro Tsukada
花柄毛布に包まれた独特の世界観や、絶妙なアンバランスさを持つぬいぐるみ。かつては見過ごされていたものが、今は斬新なかわいさとして熱い視線を浴びています。特集では、2人の言葉を通じて新しいかわいさの正体を探っていきます。
インタビューのほかにも、ぬいぐるみ専用の最新サービス事情や、「ぬい撮り」のコツ、ひとクセあるキャラクターなどをピックアップ。また、池袋の知られざる一面を巡るガイドを収録するなど、さまざまな角度から日本独自のかわいい文化を掘り下げます。
そのほか、東京・大阪・京都のナイトライフスポットを厳選して紹介。六本木エリアのアートシーンを切り取ったガイドや、「日本三大酒どころ」の一つでありながら、その魅力がまだ広くは知られていない広島県東広島市西条の特集も掲載。蔵元が立ち並ぶ街並みや、豊かな食文化を深掘りします。
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